『クエイ兄弟−ファントム・ミュージアム』展

開催期間 : 2016年7月23日(土)〜10月10日(月・祝)
会   場 : 神奈川県立近代美術館 葉山
開館時間 : 9時−17時(入館は16時半まで)
休 館 日 : 月曜日(9月19日と10月10日は開館)
観 覧 料 : 一般1,300円(1,200円)/20歳未満・学生1,150円(1,050円)/65歳以上650円/高校生100円
     ※()内は20名以上の団体料金。中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料。


公式ウェブサイト : 神奈川県立近代美術館

 一卵性双生児として1947年にアメリカのペンシルベニア州ノーリスタウンに生まれたクエイ兄弟(スティーブン・クエイ、ティモシー・クエイ)のアジア初の本格的な回顧展が、この夏神奈川県立美術館 葉山で開催されている。
 彼らの作品は、人形やオブジェを使用し、コマ撮り(ストップ・モーション)で製作したアニメーションが有名である。
 代表作『ストリート・オブ・クロコダイル』(1986年)は、ポーランドの作家ブルーノ・シュルツ(1892-1942)の『肉桂色の街』(1934年)を原作に、独自の解釈を持って作り上げられた。
 幻想的、魔術的、哲学的な映像作品で、カンヌ国際映画祭短編部門にもノミネートされている。
 この回顧展では、クエイ兄弟が東欧の芸術・文化への関心を喚起させるきっかけとなった、「ポーランド・ポスター展」(1967年)で展示されたポスターなど、彼らのインスピレーションの原点を示すと共に、日本ではこれまでほとんど紹介されなかった初期ドローイング、ドキュメンタリー、ミュージック・ビデオ、バレエ映画、コマーシャルなどの映像作品や、1980年代後半以降に手掛けるようになった、オペラや演劇の舞台美術のデザインの展示などによって、彼らの世界を総合的に紹介している。特に、『ストリート・オブ・クロコダイル』、『ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋』(1984年)、『失われた解剖模型のリハーサル』(1988年)などのアニメーション作品で実際に使用された人形やオブジェ、小道具がデコールとして展示され、見る者を幻想的な世界に引き込んでいる。

画像・フライヤー引用元:神奈川県立近代美術館公式ウェブサイト

<戻る>